ワインのある生活

A Wine in Luxury vol.1「ツヴィーゼルグラスの”色気”?」

2018.9.8
ツヴィーゼルは1872年創業のドイツのクリスタルガラスブランド。
主力製品であるワイングラスだけでなく、ティーやコーヒー関連のアイテムの他、花瓶など幅広いラインナップを展開している。

A Wine in Luxury vol.1 「ツヴィーゼルグラスの“色気”?」

ワインとグラス。切っても切り離せないこの2つの産物。
今回はドイツ発祥のラグジュアリーグラスブランド「ツヴィーゼル クリスタルグラス社」の商品を紹介しよう。
取り上げるのは“エア・センス”。デカンテーション・スフィア(デカンタ機能を促す機能を持った球体)が特徴のグラス。その魅力について、代官山にあるツヴィーゼル・ブティックのストアマネージャーでソムリエを務める老川 真澄さんにお話を伺った。
インタビュアーは神泉にあるワイン愛好家のためのマンション「ワインアパートメント」にて初代プライベートソムリエを務め、現在ではワインと住まいをテーマに企画・開発を行う、ウェイヴズ株式会社でプランナーを務める垣田がお届けする。

──まずは老川さん。このエア・センスの特徴を教えて頂けますか?

老川氏 : 

このエア・センスはツヴィーゼルのグラスの中でも今までにないデザインと機能性を兼ね備えたグラスです。

──と言いますと..やはりこのグラスの中にある球体の部分ですよね?

老川氏 : 

はい。見ての通りなんですが(笑)このスフィア(球体)があることによって、ワインを注ぐと美しい液体の流れと、空気と触れ合うことで同時にデカンティング効果を発揮し、より香りを引き立たせます。
ワインを注いだ時の液体と球面のタッチも美しいですね。
見た目にも美しく、それでいて特別な機能性を持たせたハンドメイドグラスだと思います。

──まさにそうですね、本当に美しい!パッと目を惹きますね。今日はテイスティング用にワインをお持ちしているので試して見ましょうか!?

老川氏 : 

是非!楽しみです。

──まずは白ワインで“Macon Villages Thevernet Quintaine Domaine de la Bongran 2014”です。

老川氏 : 

では、エア・センスシリーズのシャルドネタイプで試してみましょう!

──このシャルドネグラスはどの位までワインを注ぐと良いのでしょうか?

老川氏 : 

そうですね。球体部分が沈む位まで注いで頂くと、グラスを横から見たときに球体が膨張したように見えて綺麗ですね。

──なるほど!すごく綺麗ですね。比較としてマシーンメイド(球体のない)グラスも試してみてもいいですか?早速香りを比べてみましょう!
.....うん。このワインはドライな仕上がりですが完熟したブドウ(貴腐は含まれない)を使用しているので非常に香りが華やかなのが特徴ですが、、うん、エア・センスのほうが注ぐときに球体に液体が触れながらドロップするので、スワリングする前から香りが立ちますね!
香りのヴォリュームもより感じられます。

老川氏 : 

そうですね。スワリングするとさらに香りが豊かに広がります。
味わいも豊潤な果実味がより増してくる印象です。

──このワインはヴォリュームゾーンの側面にしっかりと酸味も感じられるので、ワインとしての骨格もあり、それでいて華やかな香りもあります。このようなタイプのシャルドネには非常にあっている感じがします。

老川氏 : 

様々なタイプのシャルドネも是非試してもらえると面白いと思いますよ。

──では赤ワインも試してみましょう。今日はボルドー右岸ラランド・ド・ポムロールから “Château La Fleur de Boüard 2012”をお持ちしました。
私も実際にここのシャトーに伺ったことがありますが、プルミエ・グラン・クリュ・クラッセAのシャトーアンジュリュスオーナー、ユベール・ド・ブアール・ド・ラフォレ氏が所有し、現在では娘さんのコラリーさんがクリエイティブを発揮しているシャトーで注目のワインです。2012年は素晴らしいヴィンテージだと思います!本来であればまだまだパワーの感じられるワインですのでデキャンティングを施してゆっくりと飲んでいきたいところですが。。いかがでしょうか。

老川氏 : 

それではエア・センスのボルドータイプで試してみましょう!これは球体が少し出るくらいまで注ぐとヴォリューム的にも見た目にも綺麗だと思いますよ。

──そうですね。ちょうどグラスの一番膨らみのある部分まで注ぐと球体の表面も綺麗に見えますね!......ところでこれも球体に当てながらサーヴしてますが香りがすでに広がってきてますね。

老川氏 : 

そうなんですよ。球体の部分にワインが当たって弾けるときに香りが出てきますよね。スワリングしてみながら試してみましょう。

──あっ、老川さんの仰った通り液体を球体より低目に注いだ状態でスワリングすると、球体を液体が包むように流れていってどんどん香りが広がってきます!
何度かスワリングさせながら味わってみましょうか。
いかかでしょう?このワインはメルロー主体ですがカベルネの骨格もあり引き締まったタイプですが。

老川氏 : 

味わいに徐々に徐々に変化が感じられますね。(酸味などの成分が)果実味に溶け込んでくるような。タイトだった骨格が少しずつ落ち着いてきた感じが伺えますね。

──ですね。正直、骨格のしっかりしたワインとヴィンテージでもあるのでかなり時間を要するかなぁと思いましたが、思ったより早く開いてくる印象です。
もちろん直ぐにっていうわけではないですが、球体をなぞりながらスワリングすることによって、グラスの中でのデカンティング効果がちゃんと感じられますね。

実際に試してみてこのエア・センスシリーズは、ラグジュアリーなワイングラスでありながら、デカンティング効果も片手で造り出せる機能はとても魅力的だと思います。
ツヴィーゼル史上最軽量のシリーズで、美しくモダンな印象のデザイン。グラスの持ち手にしっかりとワインの液体の存在が伝わってくるイメージであると思います。

──ところで、どのようなシーンでこのエア・センスはお勧めですか?

老川氏 : 

このエア・センスは、ワインのポテンシャルをより引き出すグラスとして最適です。落ち着いた空間でゆっくりとワインを愉しめる時間があるときにお勧めしたいですね。本を読みながら、映画を見ながら、大切な人とゆっくり食事をしながら。リラックスした様々なシーンで愉しんで頂きたいです。
グラスがきっかけで愉しい時間が演出できると思います。

──老川さん、有り難うございます!
そうですね。ゆっくりした時間軸の中で是非ワインを味わうときに素敵な演出の一つとなりますね。
ところで老川さんは、ここのツヴィーゼル・ブティックで様々なイベントを企画・開催されてますよね。

老川氏 : 

そうなんです。前回はヴァレンタイン時期ということもあって、ショコラとワインのペアリング・イベントとして「アンリ・ルルー」のショコラとのタイアップを行いました。イタリアのアマローネなどのワインとのペアリングも愉しんで頂きました。

──そうなんですね!こんなに素敵なブティックでイベント開催なんてとても素敵ですね。
今後もこのようなイベントを開催されるのですか?

老川氏 : 

そうですね。定期的にこのようなタイアップイベントなども打ち出していきたいですね。ツヴィーゼルのグラスでライフスタイル全般を豊かに感じて頂けると嬉しく思います。

──では、次回のイベントは私も参加してみたいと思います(笑)よろしくお願いします!
本日は有り難うございました。

老川氏 : 

はい是非!お待ちしています(笑)こちらこそ有り難うございました。

お話しをお伺いしたソムリエの老川さんとツヴィーゼル・ブティックのラグジュアリーな雰囲気はそれだけでとても素敵なペアリングに感じました。
是非、気軽にブティックに立ち寄ってみて老川さんと一緒にグラスを選ぶのも、素敵なワインのあるライフスタイルの一つだと思います。
老川 真澄
大学卒業後、製菓学校にて製菓、製パンを学ぶ。輸入チョコレート会社に勤務後、株式会社ツヴィーゼル・ジャパンに入社し、ツヴィーゼル・ブティック代官山にてストアマネージャーに。JSAソムリエ。

ツヴィーゼル・ブティック

〒150-0021
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営業時間:11:00-19:00
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